株式会社新興出版社啓林館と国立大学法人宮崎大学が推進する「宮崎-バングラデシュ・モデル」が、デジタル人材育成学会(会長:角田仁・千葉工業大学教授)の第一回デジタル人材育成大賞に選ばれました。
デジタル人材育成大賞とは、デジタル人材育成に携わる人々の意欲の向上と、さらなる活性化を目的として、デジタル人材育成の分野に貢献した企業等を表彰するため、2023年11月に創設されたものです。デジタル人材育成の分野で特に顕著な活動を実施した企業、自治体、団体および個人を表彰します。
選考理由として、下記のお言葉を頂戴しました。
「宮崎-バングラデシュ・モデル(国立大学法人宮崎大学・株式会社新興出版社啓林館)」
宮崎―バングラデシュ・モデルは、バングラデシュにおいてJICAがB-JET事業として優秀な若手IT人材へ日本語・ITについて教育し、宮崎大学が留学を受け入れて日本語教育・インターンシップを行い、宮崎の企業を中心に日本への就職を支援するという独自モデルである。そして、JICA事業終了後、B-JETは現地大学と宮崎大学へ承継されて、宮崎大学に設置の新興出版社啓林館寄付講座により引き続き実施されている。本モデルは宮崎大学・JICA・企業・宮崎市の産官学連携による好取組事例であり、デジタル人材育成を通じて地方創生にも寄与している。本学会として高く評価したい。